2012年06月17日

スーパートリビア

 管理人は経験上,雑学にも似た豆知識は生活を豊かにすると思っている。いいや,ジャズフュージョンサックスには“不可欠なもの”と考えている。
 例えるなら,昔のこんなCM覚えている人はいるのかなぁ。『クリープを入れないコーヒーなんて…』(by MORINAGAMILK)。
 そう。管理人にとっては『うんちく抜きのジャズフュージョンサックスなんて…面白くもクソもない』のである。音楽,とりわけジャズフュージョンには歌詞がない分,ダイレクトに,そのジャズメンの人間性が伝わってくると思う。

 中には“ジャズフュージョンサックスは生まれ出た音だけで判断すべきである”という,ツワモノ批評家もおられることだろう。この手法の正しさには管理人も全面的に同意する。(「前書き」参照)

 しかしそのような人ではあっても,新しくCDを買ってきたなら,遅かれ早かれ“ライナーノーツ”に目を通すのではなかろうか? そして自分が覚えた感動を,やれ言葉であれ文章であれ,何かしら表現してきたのではなかろうか?
 つまり,そこには実際の音だけではない,その人の主観が反映されているのである。

 本当はジャズフュージョンサックスを楽しむ上で,余分な知識,うんちくなど必要ないのかもしれない。
 しかしその弊害を差し引いても,管理人には雑学が,ジャズフュージョンサックスについての正確な知識が必要なのである。

 そんなこんなで「アルト・サックスで行こう」では,読者に役立つスーパートリビアを執筆してまいります。
 ただし,各ジャズメンについての豆知識は「アルト・サックスで行こう」の本館「アドリブログ」に任せることとし,このコーナーでは,楽器の特徴,ジャズ・レーベルの特徴,モダン・ジャズの歴史やスタイルの変遷などなど,大きなくくりで執筆することとします。こうご期待!

 テイク・ジ“A”サックス,アルト・サックで行こう。


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take_the_a_sax at 23:12│Comments(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 編集局だより 

この記事へのコメント

1. Posted by shuri   2012年07月01日 21:19
とうとう、やっちゃいましたね。まずは「おめでとうございます」。 
 
 「アルトサックス」といえば、高校生の頃少しはまりました。といっても、もちろん「聴く」ということでの……。

 当時は、哀愁と仄かな恋心を感じさせる音色に、胸をときめかせたものです。

 「ファウスト・パペッティ楽団」の『鞄を持った女のブルース』や『情事のテーマ』などです。
 「アルトサックス」という楽器を知った最初の曲といえるかもしれません。

 兄と二人でよく聴いたものです。あまり共通項のなかった「兄弟」でしたが、この曲だけは趣味がドンピシャ!
2. Posted by セラビー   2012年07月01日 22:10
shuriさん,コメントありがとうございます♪
とうとう,やっちゃいました。次はshuriさんのドラムの出番ですよ~。 
アルト・サックスの哀愁と仄かな恋心を感じさせる音色。私は今でも胸をときめかせています。ソプラノもテナーもいいですが音色はアルトが一番好きなのです。下手の横好きなのです。でもそれでいいんです。
『鞄を持った女のブルース』や『情事のテーマ』。いつかチャレンジしたいと思います。

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